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抗ウイルス作用

抗ウイルス作用

1. 薬理試験(ハムスター)

方法:SARS-CoV-2を鼻腔内感染させたシリアンハムスターに治療投与として感染12時間後より投与を開始した。いずれの投与群でも1日2回、試験終了まで3日間反復投与した。Day 4に動物を安楽死させ、病理組織学的検査及びウイルス検査のために肺を摘出した。

Rosenke K et al. Nat Commun. 2021 16;12(1), 2295
ラゲブリオ®電子添文(2022年9月改訂、第4版)

2. SARS-CoV-2に対する抗ウイルス作用(in vitro

ラゲブリオ®(NHC)のSARS-CoV-2変異株に対する抗ウイルス活性(in vitro1)

方法:ラゲブリオ®(一般名:モルヌピラビル)の主要代謝物であるNHCのSARS-CoV-2の従来株(USA-WA1/2020株)、並びにその変異株であるアルファ株(B.1.1.7系統)、ベータ株(B.1.351系統)、ガンマ株(P.1系統)、デルタ株(B.1.617.2系統)及びオミクロン株(B.1.1.529系統)のBA.1系統、BA.1.1系統に対する抗ウイルス活性を測定した。

1)ラゲブリオ®電子添文(2022年9月改訂、第4版)