共有する

ザバクサ®の投与方法

ザバクサ®の投与方法

尿路感染症におけるザバクサ®の投与の一例

尿路感染症におけるザバクサの投与の一例

ザバクサ® 1回1.5g(60分かけて)、1日3回点滴静注

腹腔内感染症におけるザバクサ®の投与の一例

腹腔内感染症におけるザバクサの投与の一例

メトロニダゾール注と併用し、ザバクサ® 1回1.5g(60分かけて)、1日3回点滴静注

メトロニダゾール点滴静注用の国内における用法及び用量

通常、成人にはメトロニダゾールとして1回500mgを1日3回、20分以上かけて点滴静注する。なお、難治性又は重症感染症には症状に応じて、1回500mgを1日4回投与できる。

詳細は製品電子添文をご参照ください。

敗血症・肺炎におけるザバクサ®の投与の一例

敗血症・肺炎におけるザバクサの投与の一例

ザバクサ® 1回3g(60分かけて)、1日3回点滴静注

<肺炎患者投与量(3g)に関して>
健康成人(外国人データ)にザバクサ®1.5gを投与した際の遊離型薬物のAUCのELF/血漿比はタゾバクタムが約0.63、セフトロザンが約0.61であり、血漿に比してELF中の曝露量が約60%であったことから、用量を2倍にすることにより、ELF中に十分な薬物濃度が到達することが示唆された1)
ELF(Epithelial lining fluid):上皮被覆液

7. 用法及び用量に関連する注意(抜粋)

〈効能共通〉
7.1 腎機能障害のある患者(CLCRが50mL/min以下)に対しては下表を参考に本剤の用量を調節すること。[8.3、9.2、9.8、16.6.1参照]

〈膀胱炎、腎盂腎炎、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、肝膿瘍〉 

用法・用量に関連する使用上の注意

1)本剤750mg(タゾバクタム250mg、セフトロザン500mg)
2)本剤375mg(タゾバクタム125mg、セフトロザン250mg)
3)本剤150mg(タゾバクタム50mg、セフトロザン100mg)

〈敗血症、肺炎〉

用法・用量に関連する使用上の注意

1)本剤1.5g(タゾバクタム0.5g、セフトロザン1g)
2)本剤750mg(タゾバクタム250mg、セフトロザン500mg)
3)本剤450mg(タゾバクタム150mg、セフトロザン300mg)
4)本剤2.25g(タゾバクタム0.75g、セフトロザン1.5g)
† Cockcroft-Gault式により推定したCLCR
‡ いずれの用量も60分かけて投与する。
§ CLCRが15mL/min未満で血液透析をしていない患者における臨床推奨用量の根拠となるデータは得られていない。

〈腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、肝膿瘍〉
7.2 本剤単独投与時の有効性及び安全性の検討を目的とした臨床試験は実施していない。併用するメトロニダゾール注射液の用法・用量、使用上の注意等は、メトロニダゾール注射液の電子添文に従うこと。[17.1.3、17.1.4参照]

〈敗血症、肺炎〉
7.3 本剤の適応菌種等を踏まえ、必要に応じてグラム陽性菌に抗菌活性を有する適切な薬剤を併用して治療を行うこと。[17.1.5参照]

1)承認時評価資料:健康人を対象とした海外第Ⅰ相臨床試験(CXA-ELF-10-03試験)

関連コンテンツ


ザバクサ®・感染症関連領域情報

関連製品