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Q2. ロタウイルス胃腸炎は何歳ぐらいのお子さんに感染するの?

A. ロタウイルスは、主に乳児を中心に感染し、5歳までにほとんどのお子さんが感染するといわれています。

■ ロタウイルス胃腸炎 年齢別割合

ロタウイルス胃腸炎 年齢別割合

国立感染症研究所 感染症発生動向調査
2019年:感染症週報(2018年12月31日~2019年12月29日まで、第1~52週)より作図

最近では、5歳以上のロタウイルス胃腸炎の発症割合が増えています。

■ ロタウイルス胃腸炎 年齢別割合の年次推移

感染症胃腸炎(ロタウイルスに限る)年齢別割合

国立感染症研究所 感染症発生動向調査
2014-2018年:感染症発生動向調査事業年報、2019年:感染症週報(2018年12月31日~2019年12月29日まで、第1~52週)より作図


生後1歳から2歳にかけてロタウイルスに複数回感染するというデータがあります。

■ 生後2歳までのロタウイルス感染率【海外データ】

感染率

Velázquez FR et al. N Engl J Med 1996; 335(14): 1022-1028.より作図

試験:メキシコにおけるコホート研究
対象:1987~1988年に生まれた新生児200例
方法:出生時から2歳まで、毎週の家庭訪問と糞便採取を実施し、酵素免疫学的検査によりロタウイルス感染を特定


ロタテック®の年齢別の予防効果

ロタテック®は7歳までの間、ロタウイルス胃腸炎での入院および救急外来受診を60~91%抑制しました。

■ ロタウイルス胃腸炎による入院および救急外来受診の抑制【海外データ】

ロタウイルス胃腸炎による入院/救急外来受診の予防効果(抑制率)

Payne DC et al. Clin Infect Dis 2015; 61(12): 1792-1799.より作図


安全性

本論文中に安全性に関する記載はありませんでした。
安全性情報、並びに「接種不適当者を含む接種上の注意」などの詳細については、製品添付文書をご参照ください。
海外第Ⅲ相臨床試験(REST:006試験)の有効性・安全性情報も併せてご確認ください。

試験
急性胃腸炎で入院または救急外来を受診した8歳未満の小児のうち、ロタウイルス陽性例を症例群、陰性例を対照群として、ワクチン接種状況を比較し、ロタウイルスワクチンの有効性を評価した症例対照研究。

対象
2011年12月~2012年11月、2012年12月~2013年11月に急性胃腸炎のために7つの施設にて入院もしくは救急外来を受診した8歳未満の患児(5価ロタウイルスワクチン接種患者のロタウイルス陽性例:402例、陰性例:2,559例)
*5価ロタウイルスワクチンが発売された2006年4月1日以降に出生し、少なくとも生後8カ月以上。

方法
採取した患児の糞便検体を用いて、酵素免疫学的検査によりロタウイルス感染を特定。ロタウイルスワクチン接種歴を調査しcase-control比較を行った。

解析項目
ロタウイルス胃腸炎による入院・救急外来受診に対するロタウイルスワクチンの予防効果。

解析計画
ワクチンの有効性は(1-オッズ比)×100と定義し、調整オッズ比(生年月、症状発現の年月、施設で補正)、95%信頼区間はロジスティック回帰分析(両側検定、有意水準:p<0.05)で算出。

Payne DC et al. Clin Infect Dis 2015; 61(12): 1792-1799.

利益相反
Staat MAはMSD社から研究助成費の授受があり、ロタウイルス諮問委員会のメンバー、Bernstein DIはMSD社から研究助成費の授受がある。他の著者はCOIなし。