B型肝炎の特徴
B型肝炎の特徴
B型肝炎ウイルスの疫学
世界の疫学
■2億9,600万人が慢性B型肝炎に感染*していると推定(2019年)1)
*B型肝炎表面抗原が陽性と定義される者
■82万人以上の人がB型肝炎による肝硬変、肝がんにより死亡していると推定(2019年)1)
日本の疫学
■わが国におけるHBVのキャリアは、110~140万人と推計されている(2013年)2)
■新規のB型肝炎ウイルス感染者は、全国で年間10,000人~11,000人と推定(2009年)3)
HBV:B型肝炎ウイルス
1) WHOホームページ
https://www.who.int/en/news-room/fact-sheets/detail/hepatitis-b
(2022/6/20アクセス)
2) 一般社団法人日本肝臓学会 編集 肝がん白書 平成27年度
https://www.jsh.or.jp/medical/guidelines/jsh_guidlines/liver_cancer2015.html
(2022/6/20アクセス)
3) 国立感染症研究所ホームページ
https://www.niid.go.jp/niid/ja/allarticles/surveillance/2347-iasr/related-articles/related-articles-438/6675-438r02.html
(2022/6/20アクセス)
B型肝炎ウイルス感染後の経過
病態は一過性感染と持続感染がある。
成人での初感染の場合、多くは一過性感染で自覚症状がないまま治癒し、20%~30%が急性肝炎を発症する。
持続感染の多くは無症候性キャリアとなるが、約10~15%は慢性肝炎から肝硬変、肝がんへ移行することがある。
B型肝炎ワクチンに関するファクトシート(平成22年7月7日版)より作成
http://www.mhlw.go.jp/stf2/shingi2/2r9852000000bx23-att/2r9852000000bxqf.pdf
(2022/6/20アクセス)