ピフェルトロ®錠100mgの特性
ピフェルトロ®錠100mgの特性
1.野生型ウイルス及びK103N、Y181Cなどの主要なNNRTI耐性ウイルスに対して阻害活性を示しました(in vitro)。
2.治療未経験のHIV-1感染症患者を対象としたDRIVE-FORWARD試験(海外第Ⅲ相臨床試験)では、主要評価項目(検証的解析項目)である48週時の有効性*において、ドラビリン併用群のDRV/r併用群に対する非劣性が検証されました(群間差:3.9%、95%信頼区間:-1.6,9.4、非劣性限界値:-10%、Mantel-Haenszel法)。
3.治療経験があるHIV-1 感染症患者を対象としたDRIVE-SHIFT試験(海外第Ⅲ相臨床試験)では、主要評価項目(検証的解析項目)である、ドラビリンへの切り替え群48週時の有効性*において、ベースライン治療**継続群24週時に対する非劣性が検証されました(群間差:-3.8%、95%信頼区間:-7.9,0.3、非劣性限界値:-8%、Mantel-Haenszel法)。一方、優越性は示されませんでした(優越性限界値:0%)。
4.安全性
海外臨床試験における主な副作用は、悪心、下痢、疲労、頭痛、 浮動性めまい、異常な夢でした。
安全性については、電子添文の副作用及び臨床成績の安全性の結果をご参照ください。
*:HIV-1RNA 量<50copies/mLの患者の割合
**:リトナビル又はコビシスタットを併用したプロテアーゼ阻害剤、もしくはコビシスタットを併用したエルビテグラビル、又はNNRTI、のいずれかにNRTI2剤を併用