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治療運用ガイド

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KEYNOTE-689レジメンにおける、術前免疫療法および術後免疫療法の「キイトルーダ®及び併用療法の治療スケジュール」をご説明します。

KEYNOTE-689レジメン

術前アイコン 術前免疫療法


術前補助療法は、キイトルーダ®を3週間間隔(200mg)で2回又は6週間間隔(400mg)で1回投与します。

用法及び用量:表組
投与スケジュール

術後アイコン 術後免疫療法+放射線療法±シスプラチン


術後補助療法は、放射線療法又は放射線療法とシスプラチンを併用し、キイトルーダ®を3週間間隔(200mg)で15回まで又は6週間間隔(400mg)で8回まで投与できます。
術後補助療法では患者さんの病状や生活に合わせて、 200mg 3週間間隔投与と400mg 6週間間隔投与のいずれにするかを投与開始時に選択でき、治療経過中の切り替えも可能です。
また、術後補助療法でシスプラチンを併用する場合、3週間間隔を1サイクルとして、3サイクルまで投与します。
※シスプラチンの投与や放射線療法のスケジュールは医療機関によって異なります。各薬剤のご使用にあたっては各電子添文をご参照ください。

薬剤の用法及び用量
投与スケジュール2

参考資料:局所進行頭頸部癌における術前補助療法・術後補助療法の患者選択のチェック
項目


局所進行頭頸部癌における術前補助療法・術後補助療法実施時には、下記チェック項目を患者選択の参考にしてください。

キイトルーダ®投与のためのチェック項目1
キイトルーダ®投与のためのチェック項目2

承認時評価資料:国際共同第Ⅲ相試験(KEYNOTE-689試験)及び電子添文をもとに作成

併用する他の抗悪性腫瘍剤の使用にあたっては、各製品電子添文を熟読の上、投与を行ってください。

シスプラチン投与 (手術後の高リスク患者) のためのチェック項目

シスプラチンの電子添文を参考に作成


キイトルーダ®には、いくつかの注意を要する有害事象が確認されています。
国際共同第Ⅲ相試験(KEYNOTE-689試験)における検査スケジュールを参考にしながら適切に検査スケジュールを組み、有害事象の管理及び対処をお願いいたします。

キイトルーダ®投与において注意を要する症状と免疫関連などの特に注目すべき有害事象


主な有害事象の発現時期の目安(キイトルーダ®単独投与時)


主な有害事象の発現時期の目安(キイトルーダ®単独投与時)

国際共同第Ⅲ相試験(KEYNOTE-689試験)における検査スケジュール


キイトルーダ®の投与に際して、以下の検査スケジュールを参考に患者さんの状態を観察してください。

*1 手術前の安全性調査と手術後の安全性フォローアップを実施
*2 再発リスクが高いと判断された患者[手術検体の断端陽性(1mm未満)又はリンパ節外浸潤陽性]のみ投与
*3 放射線療法+シスプラチン投与中は週1回、その後は各サイクルの投与前に実施
*4 手術前の腫瘍画像評価は治療サイクル2の終了後、 無作為割付け後6週目頃、 手術前14日以内に実施
*5 放射線療法±シスプラチン投与終了の12週後、 以降3年目終了時まで3ヵ月毎、 5年目終了時まで6ヵ月毎
バイタルサイン:体温、 脈拍数、 呼吸数、 血圧、 体重
妊娠検査:妊娠の可能性がある女性の場合に、 治療開始前24時間(尿)又は72時間(血清)以内及び月毎に実施
血液学的検査:血小板数、 赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリット、 赤血球指数(MCV、 MCH)、 白血球数及び分画(好中球数、リンパ球数)
血液生化学的検査:BUN/尿素、クレアチニン、 CCr/GFR、グルコース(非空腹時)、 アルブミン、 K、 HCO3(標準手順として測定可能な場合)、 Na、 Ca、 –
AST/SGOT、 Cl、 ALT/SGPT、 ALP、 総ビリルビン(総ビリルビンが基準値上限を超えた場合、 直接ビリルビン)、 P、 総蛋白、 Mg
尿検査:比重、 pH、 尿糖、 尿蛋白、 尿潜血、ケトン体、 鏡検法(尿潜血又は尿蛋白が異常の場合)

承認時評価資料:国際共同第Ⅲ相試験(KEYNOTE-689試験)

キイトルーダ®の休薬・中止基準


キイトルーダ®の休薬・中止基準

GradeはNCI-CTCAE v4.0
*1 肝転移がある患者では、AST/ALTが治療開始時にGrade 2で、かつベースラインから50%以上の増加が1週間以上持続する場合、投与中止。
*2 副作用の処置としての副腎皮質ホルモン剤をプレドニゾロン換算で10mg/日相当量以下まで12週間以内に減量できない場合、及び12週間を超える休薬後もGrade 1以下まで回復しない場合は投与中止
キイトルーダ®電子添文より抜粋

KEYNOTE-689試験におけるシスプラチンの減量・休薬・中止基準


・ 投与の際に、好中球数が1,000/mm3以上で、かつ血小板数が75,000/mm3以上であれば、シスプラチンは全量を投与する。
・ シスプラチンは治療期間を通じて最大2回の減量が可能である。シスプラチンの副作用により減量した場合、再度の増量は認められない。
・ 複数の毒性が発現して推奨手順が一致しない場合は、最も保守的な用量調整手順に従うこと(減量は最も重度の毒性に合わせる)。
・ 以下に示すシスプラチンの減量を適用し、それ以降のすべての投与で減量を継続させる。シスプラチン投与を中止した場合、カルボプラチンなどによる代替療法は許容されない。

KEYNOTE-689試験におけるシスプラチンの減量・休薬・中止基準

CTCAE v4.03に基づく
*1 治験時は1段階減量で運用されていた。
*2 許容できない又は持続性のGrade 2の副作用が発現した場合、治験担当医師の判断で休薬した。シスプラチンを休薬しても持続性のGrade 2で、最終投与からGrade 1
以下まで回復しなかった場合、投与を中止した。Grade 2の臨床検査値異常の有害事象が継続しているものの、無症候性かつコントロールされている場合に限り、治験担
当医師と治験依頼者との合意の上で治験を継続することができるとした。
*3 重度又は生命を脅かす事象の場合には投与を中止した。Grade 4の副作用発現後に投与再開する場合は、事前に治験依頼者と協議することとした。
承認時評価資料:国際共同第III相試験(KEYNOTE-689試験)

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