共有する

保険給付上の注意

保険給付上の注意

  1. 「B型肝炎の予防」の目的で使用した場合は、保険給付の対象とはなりません。
    但し、血友病患者に「B型肝炎の予防」の目的で使用した場合は、保険給付の対象となります。(平成2年3月30日付事務連絡)
  2. 「HBs抗原陽性でかつHBe抗原陽性の血液による汚染事故後のB型肝炎発症予防(抗HBs人免疫グロブリンとの併用)」及び「B型肝炎ウイルス母子感染の予防(抗HBs人免疫グロブリンとの併用)」の目的で使用した場合には保険給付されます。その場合の取扱いについては、下記の通りですから、十分ご留意ください。

   1.「HBs抗原陽性でかつHBe抗原陽性の血液による汚染事故後のB型肝炎発症予防(抗HBs人免疫グロブリンとの併用)」の場合の取扱い

汚染の原因業務上業務外
適用範囲
1.当該負傷を原因としてHBs抗原陽性でかつHBe抗原陽性血液による汚染を受けたことが明らかで、洗浄、消毒、縫合等の処置とともに抗HBs人免疫グロブリンの注射に加え、本剤の接種が行われた場合
労災保険
適用
健康保険
等適用
2.既存の負傷にHBs抗原陽性でかつHBe抗原陽性血液が付着し汚染を受けたことが明らかで、上記1と同様の処置が行われた場合労災保険
適用
健康保険
等適用

   2.「B型肝炎ウイルス母子感染の予防(抗HBs人免疫グロブリンとの併用)」の場合の取扱い1995年4月1日より、下記の診療については健康保険で給付されます。

    1.HBs抗原陽性の妊婦に対する
      ●HBe抗原検査

    2.HBs抗原陽性の妊婦から出生した乳児に対する
      ●HBs抗原・抗体検査
      ●抗HBs人免疫グロブリン投与及びB型肝炎ワクチン接種

(平成7年3月31日付保険発第53号)

なお、妊婦に対するHBs抗原検査は妊婦健康診査の内容に含めて実施されます。

(平成9年4月1日付児発第251号)

ヘプタバックス®-Ⅱ電子添文:25. 保険給付上の注意

関連コンテンツ


ヘプタバックス®・ワクチン領域関連情報

関連製品