専門家が解説！リベルサス®

本邦の2型糖尿病がある方におけるDPP-4阻害薬からリベルサス®錠への切り替えの検討－SWITCH-SEMA 2 study－

ご出演
旭川医科大学内科学講座内分泌・代謝・膠原病内科学分野　教授　野本博司先生

世界初、唯一の経口GLP-1受容体作動薬、リベルサス®錠の誕生により、2型糖尿病治療における選択肢の幅が広がりました。
この動画では、日本人の2型糖尿病がある方を対象に、DPP-4阻害薬からリベルサス®錠へと切り替えた際の有用性を検討したSWITCH-SEMA 2 studyについて、旭川医科大学内科学講座内分泌・代謝・膠原病内科学分野教授　野本博司先生にご解説いただきました。

リベルサス®錠の吸収メカニズムと服用方法－DDSの観点から－

ご出演
神戸学院大学薬学部薬物送達システム学研究室　教授　武田真莉子先生

リベルサス®錠は世界初、唯一の経口GLP-1受容体作動薬です。今回は、神戸学院大学薬学部薬物送達システム学研究室教授武田真莉子先生に、分子量の大きいペプチド薬物であるセマグルチドの経口化がどのようにして可能になったのか、薬物送達システム：DDS（ドラッグデリバリーシステム）の観点からご解説いただくとともに、リベルサス®錠の薬物動態データ、服用方法についてご紹介いただきました。

座談会記録集「心血管イベントリスクを考慮した2型糖尿病治療～リベルサス®適正使用に向けて～」

座長
野出孝一先生　国立大学法人佐賀大学医学部循環器内科主任教授

出演者
平光伸也先生　平光ハートクリニック院長
阿古潤哉先生　北里大学医学部循環器内科学主任教授
坂東泰子先生　国立大学法人三重大学大学院医学系研究科基礎医学系講座分子生理学教授

2023年7月1日（土）開催・丸ノ内ホテル

糖尿病診断早期から適切な血糖マネジメントを行うことは、糖尿病がある方の心血管イベントを予防するうえで重要であり、生活習慣の改善や薬物療法などを行い改善可能な危険因子の長期管理に努める必要があります。
本座談会では、糖尿病治療の最前線で活躍されている循環器内科の先生方に、循環器内科医の観点から血糖マネジメントの重要性や、発売2周年を迎えたリベルサス®の適正使用についてご討議いただきました。

リベルサス®錠のわが国における実臨床での有用性と第3相臨床試験

ご監修・ご出演
自治医科大学附属さいたま医療センター内分泌代謝科　講師　山田穂高先生

世界初、唯一の経口GLP-1受容体作動薬であるリベルサス®錠について、日本人の2型糖尿病がある方を対象に行われた実臨床での研究の結果や海外で行われた第3相臨床試験の結果について、自治医科大学附属さいたま医療センター内分泌代謝科講師山田穂高先生にご解説いただきました。

リベルサス®錠の正しい服薬を支援するためのポイント

ご監修・ご出演
二田哲博クリニック姪浜　院長下野大先生

2021年2月に、日本で初めての経口GLP-1受容体作動薬であるリベルサス®錠が発売され、有効性・安全性に関する情報が報告されています。これらをうまく活用するためには、正しい服用方法を理解・実行していくことが不可欠です。
そこで今回は、福岡県福岡市で糖尿病をご専門に診療されている二田哲博クリニック姪浜院長下野大先生に、リベルサス®錠を処方する際の流れや正しい服用を支援するためのポイントについてお伺いしました。

リベルサス®錠の処方にあたって

ご監修・ご出演
医療法人TDE 糖尿病・内分泌内科クリニックTOSAKI
院長戸崎貴博先生
管理栄養士佐藤史織先生

2型糖尿病の治療にあたっては、ライフスタイルや合併症など糖尿病がある方一人ひとりのバックグラウンドを考慮した個別治療が求められています¹。今回は、愛知県名古屋市で糖尿病や甲状腺疾患をご専門に診療されている糖尿病・内分泌内科クリニックTOSAKI 院長戸崎貴博先生及び管理栄養士佐藤史織先生に、クリニックでの2型糖尿病治療の取り組みや、経口GLP-1受容体作動薬であるリベルサス®錠を処方する際の注意点やその後のフォローなどについてお伺いしました。

1.日本糖尿病学会編・著：糖尿病治療ガイド2022-2023, P.31-48, P.66-67, 文光堂, 2022