投与に際しての注意
投与に際しての注意
・エアウィン®の投与開始前及び投与中はヘモグロビン値及び血小板数を測定してください。
・エアウィン®の投与中は、下記を参照の上、増量、維持又は投与の延期を行ってください。
※ヘモグロビン値に関しては、投与開始後に2g/dLを超える急速な増加が報告されています。
■ エアウィン®投与中に実施する血液検査項目
・ヘモグロビン値
・血小板数
■ 増量、維持又は投与延期基準

投与基準値
血小板数50,000/mm3以上
*投与の3週間延期基準値
ヘモグロビン値の増加が前回の投与時から2.0g/dLを超え、かつ基準値上限(ULN)を上回る
ヘモグロビン値の増加がベースライン値から4.0g/dLを超える
ヘモグロビン値がULNより2.0g/dLを超える値に増加する
血小板数が50,000/mm3未満に減少する
* *投与再開時の注意
血小板数が50,000/mm3未満に減少後に投与を再開する場合及び前回投与からの投与間隔が9週間を超える場合、初回用量(0.3mg/kg)から投与再開
・投与予定日に本剤を投与出来なかった場合は、可能な限り速やかに投与すること。
・本剤の投与予定日から実際の投与日が3日を超えた場合は、そこから3週間の投与間隔を維持するようにスケジュールを調整すること。
・過量投与によりヘモグロビン増加及び血圧上昇があらわれることがあるため、異常が認められた場合には投与中止等、適切な処置を行うこと。本剤は血液透析により体内から除去されない。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.2 本剤の投与開始前の血小板数が50,000/mm3未満の患者[9.1.2参照]