1分で読める睡眠豆知識 ~在宅勤務における不安による不眠への対処方法~

在宅勤務における不安による不眠への対処方法

睡眠・覚醒リズムの乱れによる不眠

在宅リモートワークでは仕事とプライベートが一緒となり、自分自身でON/OFFの切り替え作業が必要となります。また休憩や終業の時間が上手く決められず長時間労働になりがちです。分からないことをチームで整理したり他の人の視点を取り入れたり、コミュニケーションによって生まれる成果を得にくくなるため、リモートワークでは孤独感が強くなり、強い不安やストレスを感じやすくなります

一般にヒトの体内時計の周期は約25時間とされ、地球の周期とは約1時間ズレがあります。在宅勤務などで仕事時間が遅くなり、朝起きられない悪循環が続くと、このズレを修正できず睡眠・覚醒リズムに乱れが生じ、不眠を伴う概日リズム睡眠障害が増加します。このズレの修正には、朝日や食事、運動が効果的です1)

イラスト

厚生労働省生活習慣病予防のための健康情報サイトe-ヘルスネット/快眠と生活習慣より

運動習慣は睡眠に重要

在宅勤務による運動不足が続くと不眠傾向となり、鬱などのメンタル不調も起こりやすくなります。
国内外の疫学研究において運動習慣がある人には不眠が少ない事が分かりました1)
とくに就寝2-3時間前の運動や入浴などで一時的に体温を上げてあげることで、その後の脳の温度が低下し眠気が強まることが知られています1-2)

グラフ

厚生労働省生活習慣病予防のための健康情報サイトe-ヘルスネット/眠りのメカニズムより

習慣的な運動や入浴は、不安による不眠への対処法になりそうです。

  1. 厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイトe-ヘルスネット/快眠と生活習慣
    https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-01-004.html
  2. 厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイトe-ヘルスネット/眠りのメカニズム
    https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-01-002.html