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高校1年生相当の女子とキャッチアップ接種経過措置対象者のHPVワクチン接種スケジュール管理の重要性

高校1年生相当の女子とキャッチアップ接種経過措置対象者のHPVワクチン接種スケジュール管理の重要性

キャッチアップ接種の実施状況

キャッチアップ接種の実施状況に関するメッセージと、医師に説明するMRの写真

※1:2024年度までのキャッチアップ接種対象者は、1997年度生まれ~2007年度生まれの女性です
※2:接種時の年齢やワクチンの種類により、2回もしくは3回の接種が必要です

2022~2024年度のキャッチアップ接種の実施状況

2024年度までのキャッチアップ接種の接種者数は、1回目が172.4万人、2回目が148.9万人、3回目が129.8万人でした。

図1:2022~2024年度のキャッチアップ接種の実施状況

図1_『2022~2024年度のキャッチアップ接種の実施状況』の棒グラフ

厚生労働省 2024年7月29日 第102回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会 資料3-1 より作成
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00106.html (Accessed Aug. 19, 2025)
厚生労働省 2025年7月25日 第107回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会 資料3-1 より作成
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00156.html (Accessed Aug. 19, 2025)

接種状況の確認に関するメッセージと、医師に説明しているMRの写真

2025年度のHPVワクチン公費助成対象者と接種スケジュール

HPVワクチンの公費助成 2025年度の対象年齢

HPVワクチンの公費助成対象者は、定期接種として小学校6年生~高校1年相当の女子、また、キャッチアップ接種の経過措置対象者として、1997年度生まれ~2008年度生まれの女性のうち、2022年4月1日~2025年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方となっています。

図2:HPVワクチンの公費助成 2025年度の対象年齢

図2_『HPVワクチンの公費助成 2025年度の対象年齢』のインフォグラフィック

※:ヒトパピローマウイルス感染症の定期接種については、積極的勧奨の差控えにより接種機会を逃した方に対して、公平な接種機会を確保する観点から、時限的に、従来の定期接種の対象年齢を超えて接種(キャッチアップ接種という。)を実施する。


1) 厚生労働省 2025年3月31日 定期接種実施要領(改正後全文・令和7年3月31日改正)より作成
https://www.mhlw.go.jp/content/001471610.pdf (Accessed Jul. 25, 2025)
2) 厚生労働省高校1年相当の女の子と保護者の方へ 定期接種最終年度のご案内
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001461015.pdf (Accessed Aug. 19, 2025)

シルガード®9(3回接種法)の接種スケジュール【高校1年相当の女子が公費による接種を希望する場合】1,2)

公費で接種できる期間は、2026年3月末までです。高校1年相当の女子は9月までに1回目のワクチンを受ける必要があります。ただし、標準的な接種間隔で接種できない場合、遅くとも11月までに1回目のワクチンを接種する必要があります。年末年始や休暇を考慮し、余裕をもったスケジュールでの接種をご検討ください。

図3:シルガード®9(3回接種法の標準的な接種間隔での接種スケジュール

図3_『シルガード®9(3回接種法)の標準的な接種間隔での接種スケジュール』のインフォグラフィック

図4:シルガード®9(3回接種法の標準的な接種間隔で接種できない場合の接種スケジュール

図4_『シルガード®9(3回接種法)の標準的な接種間隔で接種できない場合の接種スケジュール』のインフォグラフィック

※1年以内に3回の接種を終了する事が望ましい。
• 標準的な接種間隔の場合、接種完了までに6ヵ月かかります。
• 接種時の年齢やワクチンの種類により、2回もしくは3回の接種が必要です。
• 公費での予防接種は、市区町村が主体となって実施しています。詳しくは、市区町村にお問い合わせください。

1) シルガード®9電子添文 2025年8月改訂(第3版、効能変更、用法変更)
2) 厚生労働省 HPVワクチンに関する広報について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/kouhou.html (Accessed Aug. 19, 2025)

シルガード®9(3回接種法)の接種スケジュール【キャッチアップ接種の経過措置対象者が公費による接種を希望する場合】1,2)

キャッチアップ接種の経過措置対象者が公費で接種できる期間は、2026年3月末までです。遅くとも今年の12月までに2回目のワクチンを接種する必要があります。

図5:キャッチアップ接種経過措置対象者のシルガード®9(3回接種法の接種スケジュール

図5_『キャッチアップ接種経過措置対象者のシルガード®9(3回接種法)の接種スケジュール』のインフォグラフィック

※1年以内に3回の接種を終了する事が望ましい。
• 標準的な接種間隔の場合、接種完了までに6ヵ月かかります。
• 接種時の年齢やワクチンの種類により、2回もしくは3回の接種が必要です。
• 公費での予防接種は、市区町村が主体となって実施しています。詳しくは、市区町村にお問い合わせください。

1) シルガード®9電子添文 2025年8月改訂(第3版、効能変更、用法変更)
2) 厚生労働省 HPVワクチンに関する広報について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/kouhou.html (Accessed Aug. 19, 2025)

接種スケジュールの管理に関するメッセージと、医師に説明しているMRの写真

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