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作用機序

作用機序

PAHにかかわる分子メカニズム

PAHの病態には主に血管収縮及び細胞増殖が関与しています。肺血管リモデリングはPAHの本態であり、肺血管平滑筋細胞の異常な増殖などにより生じると考えられています1,2)

PAHにかかわる分子メカニズム

Sahay S et al. Am J Respir Crit Care Med. 2024; 210(5): 581-592.
Yung LM et al. Sci Transl Med. 2020; 12(543): eaaz5660.
[COI:Acceleron Pharma(現MSD)より研究助成を受けている。著者にMSD及びAcceleron Pharma(現MSD)の社員やコンサルタントを含む。]
Chin KM et al. Eur Respir J. 2024; 64(4): 2401325.[COI:著者にMSD社から助成金等を受領している者を含む。]より作成
1)中村一文他. 日本薬理学雑誌. 2014; 143(4): 173-177.; 2)松原広己. 日本内科学会雑誌. 2021; 110(9): 1951-1957.

エアウィン®の作用機序

エアウィン®はPAHの本態である肺血管リモデリングを標的とし、その要因である肺血管平滑筋細胞の異常増殖を抑制します。
肺血管平滑筋細胞などの血管を構成する細胞の異常増殖は、細胞増殖抑制性シグナル(BMPR‐Ⅱ経路)と細胞増殖促進性シグナル(ActRⅡA経路)のバランスの不均衡により生じると考えられています。
エアウィン®は主にアクチビンAと結合しアクチビンシグナル伝達を阻害することで、シグナル伝達のバランスを改善し、肺血管平滑筋細胞の増殖を抑制します。

PAH患者の病態:シグナル伝達バランスの不均衡(PAHの本態)
エアウィン®の作用機序:アクチビンシグナル伝達阻害

社内資料:In vivoでの効力を裏付ける試験

映像で見るエアウィン®の作用機序

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