開発の経緯
アクチビンシグナル伝達阻害剤であるエアウィン®の開発の経緯をご紹介します。
承認時評価資料:国内第Ⅲ相試験(020試験)
† いずれの投与期でも、用量調整ガイドラインに基づきエアウィン®の用量を増減する。
‡ 24週時の治験薬投与前までを主要投与期のデータとして扱った。
a:(治療割付け日-PAHの診断日)/365.25により算出
b:修復術施行後1年以上経過した単純性の先天性体循環-肺動脈シャントを伴うPAH
24週時のPVRのベースラインからの変化量の推定値aは−99.2dynes・sec/cm5でした。
a:Hodges-Lehmann法による位置パラメータの推定値
24週時の6分間歩行距離のベースラインからの変化量の推定値aは41.8m、NT-proBNPのベースラインからの変化量の推定値aは−48.5pg/mLでした。
エアウィン®投与(n=46)
a:Hodges-Lehmann法による位置パラメータの推定値
24週時のWHO機能分類がベースラインから改善した患者割合は19.6%(9/46例)でした。
a:Clopper and Pearson法に基づく95%CI
24週時のmPAPのベースラインからの変化量の中央値は-7.5mmHgでした。
エアウィン®投与(n=46)
副作用の発現割合は63.0%(29/46例)であり、主な副作用(発現割合5%以上)は、ヘモグロビン増加21.7%(10/46例)、鼻出血19.6%(9/46例)、頭痛15.2%(7/46例)及び毛細血管拡張症6.5%(3/46例)でした。
重篤な副作用及び治験薬の投与中止に至った副作用は認められませんでした。
データカットオフ時点までに死亡に至った副作用は認められませんでしたが、延長投与期のデータカットオフ後(治験薬の最終投与後約3ヵ月)に1例(胃腸出血)が報告されました。
アクチビンシグナル伝達阻害剤であるエアウィン®の開発の経緯をご紹介します。
エアウィン®は肺血管拡張とは異なる経路を標的とするアクチビンシグナル伝達阻害剤です。ここでは、エアウィン®の作用機序をご紹介します。
PAHのバックグラウンド治療を受けている患者さんにエアウィン®又はプラセボを投与した際の有効性及び安全性を評価した海外第Ⅲ相試験(STELLAR試験)をご紹介します。
WEB講演会にアクセスし「このページは閲覧を制限しています」と表示された方は こちら>>
このサイトでは、医療用医薬品を適正にご使用いただくため、医師、歯科医師及び薬剤師などの医療関係者の方を対象に、主としてMSD株式会社の医療用医薬品に関する情報を提供しています。
下記の「はい」をクリックした場合、「MSD Connect ご利用規約」及び「ウェブサイトのご利用条件」を理解したうえで、内容に同意したものとみなします。
2024年11月にご利用規約を改訂致しました。上記リンクよりご確認ください。
あなたは医療関係者ですか?