
4月10日にバクニュバンス®水性懸濁注シリンジを新発売いたしました。
MSDの2つの肺炎球菌ワクチンの最新の臨床データも含めてご紹介します。
ニューモバックス®NPシリンジ▼ バクニュバンス®水性懸濁注シリンジ▼

23価肺炎球菌ポリサッカライドワクチンの予防接種プログラム開
始後の有効性【海外データ】
デンマーク国内の4つのナショナルデータベースを用いたコホートスタディ
・2020年から、65歳以上を対象としたPPSV23の無料の予防接種プログラムが開始された。
・期間中のPPSV23接種率は58.6%であった。
期間:2020年6月15日~2021年9月18日
安全性▼
本論文中に記載なし。最新の電子添文の副反応の項目をご参照ください。
試験デザイン▼

※IPD:侵襲性肺炎球菌感染症
PPSV23:23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン
Nielsen KF, et al. Eur J Clin Microbiol Infect Dis. 2022; 41(12):1473-1477.より改変

肺炎球菌感染症のリスク因子※を持つ人も含まれた 海外第Ⅲ相
試験(017試験:PNEU-DAY)
※ 肺炎球菌感染症のリスク因子:糖尿病、慢性肝疾患、喘息を含む慢性肺疾患、慢性心疾患、喫煙、飲酒
・バクニュバンス®(沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン)またはPCV13を接種した6ヵ月後にPPSV23を接種した
試験
・PCV13群を比較対象とした、無作為化、並行群間、多施設共同、二重盲検比較試験
試験デザイン▼

PPSV23:23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン
PCV13:沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン
承認時評価資料:海外第Ⅲ相試験(017試験)
Hammitt LL, et al. Open Forum Infect Dis. 2021; 9: ofab605.
【利益相反】本研究はMSD社からの資金提供により実施され、著者には同社の社員が含まれています。
本剤の承認されている効能又は効果は、「高齢者又は肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高いと考えられる成人における肺炎球菌(血清型1、3、4、5、6A、6B、7F、9V、14、18C、19A、19F、22F、23F及び33F)による感染症の予防」である。
本試験では、一部承認外の接種者が含まれますが、承認時評価資料として評価されたため掲載する。
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