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作用部位・ 作用機序

作用部位・作用機序

クロストリジウム・ディフィシルの病原因子であるトキシンA及びトキシンBが、宿主細胞の受容体に結合し、細胞内に取り込まれることで、腸管上皮のバリアが破壊されます。
トキシンの細胞傷害作用及び炎症性メディエーターの放出により、腸管上皮の損傷及び炎症性反応を惹起してCDIを引き起こします。
近年では、トキシンBが臨床上、病原性に重要な役割を担っていることが示唆されています10)

ジーンプラバ®は、クロストリジウム・ディフィシルにより産生されるトキシンBに高親和性に結合し、トキシンBを中和するヒトモノクローナル抗体です。
これにより、ジーンプラバ®はトキシンBによる腸管壁の傷害を抑え、CDIの再発を抑制します。

作用機序

10)Carter GP et al. Trends Microbiol. 2012;20(1):21-29.

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