共有する

クリニカルパスの実際

土井 正行 先生

クリニカルパスの実際

香川県立中央病院 循環器内科 土井 正行 先生

私たちの施設では、カテーテル治療を検討する患者に対し、全例LDL-Cなどの脂質検査を行っています。
急性冠症候群と診断されたすべての患者に対し、LDL-Cの値にかかわらず、急性期から高用量スタチン+EPAを投与します。スタチン投与前のLDL-C値が120mg/dL以上の患者や安定狭心症で糖尿病を合併している患者は、スタチンにエゼチミブ10mgを併用します。
カテーテル治療の1カ月後には外来でLDL-Cを再度測定します。エゼチミブ未使用でLDL-C≧70mg/dLの患者にはエゼチミブを追加します。スタチン内服でもLDL-C≧90mg/dLであったり、すでにスタチンに加えてエゼチミブを処方していてもLDL-C≧70mg/dLの患者にはPCSK9阻害剤の追加を検討します。
退院後、外来から次回外来までの間は、連携パス『安心ハート手帳』を活用し、かかりつけ医療機関に患者をフォローアップしていただきます。かかりつけ医療機関に処方継続を依頼する際に、LDL-C低下効果、患者のアドヒアランスを考慮して、ロスーゼット®配合錠、アトーゼット®配合錠などの合剤の使用を提案することもあります。

ゼチーア🄬

8. 重要な基本的注意(抜粋)

8.3 本剤とHMG-CoA還元酵素阻害剤を併用する場合、併用するHMG-CoA還元酵素阻害剤の添付文書を必ず参照し、禁忌、重要な基本的注意、特定の背景を有する患者に関する注意、重大な副作用等の記載を確認すること。また、肝機能検査を、併用開始時及び併用するHMG-CoA還元酵素阻害剤の添付文書で推奨されている時期に実施すること。[2.2、9.3.1、11.1.2 参照]

9. 特定の背景を有する患者に関する注意(抜粋)

9.1 合併症・既往歴等のある患者

9.1.1 糖尿病患者

 空腹時血糖の上昇が報告されている。[17.1.5 参照]

関連コンテンツ


ロスーゼット®・循環器系・代謝系関連領域情報

関連製品