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他の高リスク病態を合併する糖尿病患者は厳格な脂質管理が必要

私たちの施設で、経皮的冠動脈インターベンションを施行した急性冠症候群患者241例をスタチン単剤投与またはスタチンと高純度EPAの併用投与に分け、検討を行いました。この検討では、スタチン単剤群の糖尿病合併率は34%、EPA併用群の糖尿病合併率は43%であり1)、PCI施行患者の30~40%は糖尿病を合併していると考えられます。
糖尿病に加えて他の高リスク病態を合併している患者や、急性冠症候群の患者は特にリスクが高く、LDL-C管理目標値は70mg/dL未満2)となり、厳格な脂質管理が求められます。しかし、厳格な脂質管理が求められる症例であるにもかかわらず、この目標値を達成していないケースもみられます。

※ 他の高リスク病態
  非心原性脳梗塞、PAD、CKD、メタボリックシンドローム、主要危険因子の重複、喫煙

1)Nosaka K et al. Int J Cardiol 2017; 228: 173-179.
2)日本動脈硬化学会(編). 動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年版.日本動脈硬化学会, 2017.

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