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二次予防患者のLDL-C管理における配合錠の意義と期待

辻田 賢一 先生

二次予防患者のLDL-C管理における配合錠の意義と期待

熊本大学大学院生命科学研究部 循環器内科学 教授 辻田 賢一 先生

スタチンを長期投与してきた人は、最大用量に増やしてもLDL-Cがあまり下がらないことがあるため、患者さんは落胆されます。原因としては、小腸でのコレステロール吸収が持続的に亢進していることが考えられます。一方、適正用量のスタチンにコレステロール吸収阻害薬であるエゼチミブを併用すれば、LDL-Cは下がります。ただ、二次予防の患者さんは、スタチンだけでなく抗血小板薬や抗凝固薬、降圧薬、胃薬などさまざまな薬を服用しています。食後の満腹時に6~7剤を服用するのですから、特に高齢の患者さんにはかなりの負担で、薬剤数を減らすことは、たいへん好ましいことです。
脂質低下治療の基本薬同士の配合錠として、アトーゼット®配合錠とロスーゼット®配合錠が登場したことにより、服薬数を増やすことなくエゼチミブの上乗せが可能になり、アドヒアランスの向上が期待できます。これらの薬剤を上手に用いて、二次予防患者さんのLDL-C管理目標達成率を高めていきたいと考えています。

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