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FH・ACS・特定の高リスク病態が併存する糖尿病合併二次予防患者のLDL-C管理目標値

『動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年版』では、二次予防において、家族性高コレステロール血症(FH)やACS、糖尿病に慢性腎臓病(CKD)や末梢動脈疾患(PAD)などの特定の高リスク病態を併存する場合は、LDL-C管理目標値を70mg/dL未満としています1)。これら3病態が高リスクとされているのは、プラークがびまん性に冠動脈全体に存在し、その中の不安定プラークを安定化、退縮させなければ破綻のリスク、つまり心筋梗塞発症のリスクがあるためです。そして、そのための治療はLDL-Cを70mg/dL未満にすることなのです。PCIを施行される糖尿病の患者さんのほとんどはCKDやPADなど高リスク病態を併存していますので、臨床では「FH、ACS、糖尿病は70mg/dL未満」と覚えておくとよいでしょう。

1)日本動脈硬化学会(編). 動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年版.
日本動脈硬化学会, 2017.

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