患者指導のための投与方法と注意点

プロぺシア®投与にあたって注意いただきたいこと

投与にあたって

◆1日1回の内服薬です。
6ヵ月服用しても抜け毛の進行が遅くならない場合は、医師にご相談いただくようご指導ください。

◆男性成人のみ投与してください。
女性には投与しないでください。
なお、妊婦、妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人には絶対投与しないように一層注意してください。(妊娠中の婦人が本剤を服用すると、男子胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼすおそれがあります。)

女性には投与しないでください

◆錠剤を割らないようご指導ください。
妊娠中の婦人が本剤を服用したり、破損した錠剤に触れて有効成分が吸収されたりすると、男子胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼすおそれがあります。
なお、この錠剤はコーティングされているので、通常の扱いにおいて有効成分に触れることはありません。また、錠剤を割って服用した場合の安全性・有効性も保証されておりません。

錠剤を割らないようご指導ください

◆肝機能障害のある方は医師にご相談いただくよう指導ください。
プロペシア®は肝臓で代謝される薬です。服用中に肝臓の酵素が上昇した報告があります。肝機能障害のある方は、プロペシア®を投与する場合にはご注意ください。

副作用

治療中に副作用があらわれる可能性があることをお伝えください。

国内で実施された臨床試験(1年間)において、4.0%(276例中11例)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められています。主な症状はリビドー減退1.1%(3例)、勃起機能不全0.7%(2例)等でした。
上記のような症状に気づいたら、医師または薬剤師にご相談していただくようご指導ください。
まれに、食欲不振、全身倦怠感(肝機能障害)の症状があらわれる可能性があります。このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診察を受けていただくようご指導ください。

その他

前立腺がんの検診を受ける予定のある方は、検査を実施される医師に本剤の服用をお知らせいただくようご指導ください。

プロペシア®の成分は、前立腺がん検査で測定されるPSA値を約50%低下させることが知られています。したがって、測定したPSA濃度を2倍した値を目安として評価してください。