作用機序

アレルギー性鼻炎は鼻粘膜の I 型アレルギー反応に伴うアレルギー性炎症疾患であり、水様性鼻汁(鼻漏)、発作性反復性のくしゃみ及び鼻閉が3主徴であるとされている。その発症機序については、抗原(アレルゲン)に対する 感作が成立する過程(感作相)及び抗原の再暴露による鼻炎症状の発症過程(効果相)に分けて説明される。
モメタゾンフランカルボン酸エステルは抗原提示細胞、T細胞、肥満細胞、好塩基球及び好酸球を含む種々の細胞に働き、感作相及び効果相のいずれにも抑制作用を示すことにより、アレルギー性鼻炎の各種鼻症状を抑制すると考えられる。

アレルギー性鼻炎の発症機序及びモメタゾンフランカルボン酸エステルの作用点


アレルギー性鼻炎の発症機序及びモネタゾンフランカルボン酸エステルの作用点

① 抗原提示細胞からのIL-1、IL-6及びTNF-α産生を抑制
② Th2細胞への分化を抑制
③ Th2細胞からのIL-4、IL-5産生を抑制
④ IgE抗体産生を抑制
⑤ 抗原誘発ヒスタミン遊離及びロイコトリエン(LTC4、LTD4、LTE4)産生を抑制
⑥ 好酸球の生存維持を抑制(アポトーシス誘導)
⑦ 好酸球の遊走抑制
⑧ 好塩基球からのロイコトリエン産生を抑制

GM-CSF:顆粒球・マクロファージコロニー刺激因子(granulocyte-macrophage colony stimulating factor)
RANTES:regulated upon activation normal T expressed, and presumably secreted
TARC:thymus and activation-regulated chemokine


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