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投与設計

投与設計

カンサイダス®はLoading Doseを用いることで投与初日から目標トラフ値を達成しました。〈成人〉

■ 健康成人におけるカンサイダス®50mg1日1回60分間反復投与時の平均トラフ濃度
  -投与初日のLoading Dose(70mg)の有無別-(外国人データ)

非日本人健康成人におけるカンサイダス®50mg1日1回60分間反復投与時の平均トラフ濃度 -投与初日のLoading Dose(70mg)の有無別-(外国人データ)

【対  象】 健康成人男性16例

【方  法】 カンサイダス®の安全性、忍容性、薬物動態を検討した。

      ※ 投与初日70mg、以降14日目まで50mg投与群8例、初日から14日目まで50mg投与群8例

Stone JA, et al., Antimicrob Agents Chemother, 2002;46:739-745.
(利益相反:Stone、Holland、Wickersham、Sterrett、Schwartz、Bonfiglio、Hesney、Winchell、DeutschはMSD社研究所員。)

カンサイダス®は、成人と同じ薬物動態を示すように、体表面積換算で投与設計されています。〈小児〉

■ カンサイダス®の小児における体内動態(外国人データ)

カンサイダス®の小児における体内動態(外国人データ)

【対  象】 2歳から17歳の好中球減少症患者24例、成人の粘膜カンジダ症患者6例

【方  法】 ①2歳から11歳の小児にカンサイダス®1mg/kgを投与、②2歳から11歳の小児にカンサイダス®50mg/m2を投与、③12歳から17歳の小児にカンサイダス®50mg/m2を投与、④成人にカンサイダス®を初日70mg、2日目以降50mgを投与し、小児は投与4日目、成人は投与9日目の血中濃度を測定した。

Walsh TJ, et al., Antimicrob Agents Chemother, 2005;49:4536-4545.
(利益相反:MSD社は本試験の一部に資金提供。Stone、Miller、Bradshaw、Li、Sable、KartsonisはMSD社研究所員。)

6. 用法及び用量 −抜粋−

〈成人〉
カンジダ属又はアスペルギルス属による下記の真菌感染症

  • 食道カンジダ症
    通常、カスポファンギンとして50mgを1日1回投与する。本剤は約1時間かけて緩徐に点滴静注する。
  • 侵襲性カンジダ症、アスペルギルス症
    通常、カスポファンギンとして投与初日に70mgを、投与2日目以降は50mgを1日1回投与する。本剤は約1時間かけて緩徐に点滴静注する。

〈小児〉
真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症、カンジダ属又はアスペルギルス属による食道カンジダ症、侵襲性カンジダ症、アスペルギルス症
通常、カスポファンギンとして投与初日に70mg/m2(体表面積)を、投与2日目以降は50mg/m2(体表面積)を1日1回投与する。本剤は約1時間かけて緩徐に点滴静注する。なお、1日1回50mg/m2(体表面積)の投与で効果不十分の場合には、1日1回70mg/m2(体表面積)まで増量することができる。いずれの場合も1日用量として70mgを超えないこと。

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