診療ガイドライン紹介 インフルエンザ

日経メディカルOnline『疾患解説 for GP』より転載
監修・渡辺彰(東北大学加齢医学研究所抗感染症薬開発研究部門教授)

  • わが国では通常12月~3月ごろに季節性インフルエンザとして、A型、B型が流行する。
  • A型ではまれに抗原性の大きく異なったウイルスが出現し、新型インフルエンザとして世界的な大流行を引き起こすことがある。
  • インフルエンザの症状は非特異的で多彩なため、地域の流行状況に関する情報が診断の役に立つ。外来では迅速診断キットによるウイルス抗原の検出が簡便で有用である。
  • 一般的にインフルエンザは予後良好であるが、なかには合併症や基礎疾患の悪化などで重篤化し死亡に至る例もある。診察時には、脳症や肺炎など重篤な合併症の徴候を把握しておくことが重要である。
  • 治療では、対症療法のほか、抗インフルエンザ薬の投与を考慮する。


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インフルエンザの診療にかかわるおもなガイドラインとしては、以下のものがある。

『成人の新型インフルエンザ治療ガイドライン』(2014年3月31日、厚生労働省・新型インフルエンザ等、標準診療ガイドライン策定委員会)が公開されている
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/dl/guideline.pdf list-external-black.png)。

『新型インフルエンザ等対策ガイドライン』(2013年、内閣官房・新型インフルエンザ等及び鳥インフルエンザ等に関する関係省庁対策会議)が公開されている
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/keikaku/pdf/gl_guideline.pdf list-external-black.png

『インフルエンザ診療マニュアル 2013-2014年シーズン版(第8版)』(2013年10月、日本臨床内科医会インフルエンザ研究班)が日本臨床内科医会より発行されている。直販のみ。

『インフルエンザ脳症ガイドライン【改訂版】』(2009年9月、厚生労働省・インフルエンザ脳症研究班)が公開されている
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/hourei/2009/09/dl/info0925-01.pdf list-external-black.png)。

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