診療ガイドライン紹介 胃食道逆流症

日経メディカルOnline『疾患解説 for GP』より転載
監修・三輪洋人(兵庫医科大学内科学講座消化管科主任教授)

  • 胃食道逆流症(GERD)は、胃内容物が食道内に逆流することによって臨床症状や合併症を生じる病態の総称であり、定型症状は胸やけと呑酸である。
  • 症状の有無にかかわらず食道粘膜傷害が認められる「逆流性食道炎(びらん性GERD)」と、症状はあるが食道粘膜傷害は認められない「非びらん性胃食道逆流症(非びらん性GERD:NERD)」に大別される。
  • 原因は、下部食道括約筋(LES)の機能不全、胃酸分泌過多、食道粘膜過敏に加え、肥満や脊椎後彎(円背)による腹部の圧迫などである。
  • 治療目的は、症状コントロールによるQOLの改善とともに合併症の予防であり、薬物療法ではプロトンポンプ阻害薬(PPI)が第1選択薬となる。


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