診療ガイドライン紹介 アトピー性皮膚炎

日経メディカルOnline『疾患解説 for GP』より転載
監修・古江増隆(九州大学医学部皮膚科教授)

  • アトピー性皮膚炎は慢性に経過し、特徴的な皮疹と痒みを伴う湿疹性の疾患である。アトピー素因にさまざまな環境要因が加わってアトピー性皮膚炎を発症すると考えられている。
  • 治療の基本は(1)原因・悪化因子の検索と対策、(2)スキンケア、(3)薬物療法の3つである。
  • 皮膚の炎症にはステロイド外用薬やタクロリムス軟膏を用い、瘙痒には抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の内服を併用する。
  • 原因・悪化因子(対人関係、受験、仕事上のストレス、体調不良、発汗、ペットなど)を特定し除去するためには、医師と患者・家族との良好な関係構築が大切である。


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 アトピー性皮膚炎の診療に関わるおもなガイドラインとしては、以下のものがある。

・『アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2012』。2012年に日本アレルギー学会が作成したものが市販されている。

・『アトピー性皮膚炎診療ガイドライン』。2009年に日本皮膚科学会が作成したものが公開されている(http://www.kyudai-derm.org/part/atopy/pdf/atopy2009.pdf list-external-black.png

・『アトピー性皮膚炎Q&A』は、日本皮膚科学会が作成したものが公開されている(https://www.dermatol.or.jp/qa/qa1/index.html list-external-black.png